kakuno (カクノ)は非常に安い値段で購入できる、万年筆の入門に最適な一本であります。
安価なのにも関わらず書き心地も悪くはなく、最低限の機能性を有しているものの、本体がプラスチックで出来ており安っぽいというデメリットを抱えております。
僕は「kakunoを高級感あふれる万年筆にしたい!」と思ったので、塗装して外見のチープさを無くしてカッコよくしようと試みました。
本記事ではkakunoを塗装する手順を説明していきたいと思います。
目次
必要なもの
- kakuno本体
- 紙ヤスリ
- スプレー缶
- トップコート光沢
- 割り箸
- ダンボール
- 新聞紙などの適当な紙
- コップ
- 今回はペン本体の部分をグレーで着色しましたが、グレーにしてしまうとどうしてもチープさが出てしまうので、ブラックにした方が良いです。
- キャップの色はあなたの好きな色で大丈夫です。 (わたしはオレンジにしました。)
- ダンボールと適当な紙は、アマゾンでスプレー缶を購入したときの包装材を再利用しました。
- 塗料を乾燥させている時に暇になるので、文庫本などの暇つぶしもあった方が良いです。
手順
Kakuno本体を紙ヤスリで磨く
目的は2点。
- 細かい傷を消す
- 本体の形を整える
プラスチックは固まった時に、少し縮んでしまいます。
縮んだ箇所を直し本体をきちんとした形に戻すために、1回紙ヤスリにかけた方が良いです。
終わったらこのような感じになります。プラスチック特有の艶が消えるまでヤスリがけしましょう。
本体を水で洗う
ヤスリにかけた後は、プラスチックの細かい粒が本体に付着してしまっている状態です、
ですので水洗いをして、細かい汚れを落としてやります。
塗装スペースを準備
このような感じで、ダンボールの中に紙を詰めていき、塗装スペースを準備していきます。
スプレーで着色
本体が乾燥して水気がなくなったら、スプレー缶を使用して着色していきます。
割り箸をこのようにしてペンに差し込んで、そこにスプレーをかけていくという感じです。
塗料をかけすぎると着色にムラができる恐れがあるので、少しずつ塗っていきましょう。
1回あたりのスプレー時間は1−2秒ほどがベストですね。
カラースプレーを乾燥させる
塗料が当たったペンと割り箸を、ペンたてにペンを入れるような要領でコップの中に入れて、カラースプレーが乾燥するまで待ちます。
だいたい10分したら塗料が乾燥するので、その後またカラースプレーで着色していきます。
カラースプレーを乾燥させている途中に本体同士をぶつけてしまうと、このように色が写ってしまうので気をつけましょう。
3回ほどカラースプレーを塗ったら、塗装は完了です。
トップコートを塗る
先ほどのカラースプレーでの塗装と同じ要領で、トップコート光沢を塗っていきます。
このスプレーをかけることで、ペンにツヤを与えることができ、完成後の高級感が上がります。
トップコートを乾燥させる
トップコートを塗った後、乾燥するまで10分ほど放置します。
カラースプレーでの塗装と同じように重ね塗りをしていき、3回ほど塗ったら完了です。
完成
乾燥後、万年筆本体に装着したら完成です。
注意点
きちんとした場所で塗装をすること
わたしは家のベランダでカラースプレーをしていましたが、部屋の中にもスプレーの臭いが入ってしまい、とても嫌な思いをしました。
ですのでスプレーで塗装する際には、臭いが付かないようなきちんとした場所に移動して使用するようにお願いします。
万年筆使用時にキャップをすると塗装が剥がれる
Kakunoで文章を書く際に、キャップをつけて使用していると、キャップに接触している箇所の塗装が剥がれてしまいます。
ですので塗装したkakunoを使用する際には、キャップは装着しない方が良いです。
正直kakunoを塗装する意味はあまりない
kakuno本体を塗装するためには2−3時間は必要です。その上乾燥させている時にやることがなく、とても暇でした。
作業にかかる時間やスプレー缶などを購入するコストなどを考えると、kakunoを塗装して高級感を出すよりも、他の万年筆を買う方が賢い選択だと思います。
それでもなお「kakunoをすごい万年筆にしたい」と思った方は、ぜひkakunoを塗装してみてください。
まとめ
今回はkakunoを塗装した手順を紹介しました。参考になったのなら嬉しく思います。
かっこよくなるので、是非ともやっていただきたいです!
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